入場料金が110円から120円に改定された昭和57年(1982年)8月に購入した国鉄外房線土気駅の普通入場券です。当時の土気駅は風情ある旧駅舎でした。
昔は運賃が変わっても廃棄せず、旧料金110円の表記上にスタンプを押して継続利用していました。環境資源面でも経営面で経費削減にもなるので、良い慣習でした。
ちなみに400番のキリ番です。
当時、スペースインベーダーいわゆるインベーダーゲームがまだ流行っていましたね。土気駅は、九十九里浜の海水浴へ行った際にこの入場券を購入しました。
ちなみに、硬券の右側にある斜線は、この線に沿って切断する事で小児用の切符となるものです。穴が空いているのは綴じ穴で、小児用に発券した分をこの穴に紐を通して纏めて保管するものです。
発行日付は、発行時に日付スタンプに通して印刷して乗客に渡します。