最低月額コストが安い順一覧
名称 | 月額 | 初期費用 | ストレージ | メモリ | CPU | 追加 IP |
Vultr | $2.50 | 0 | 20GB | 0.5GB | 1コア | $2.00 |
Linode | $5.00 | 0 | 20GB | 1.0GB | 1コア | $1.00 |
DigitalOcean | $5.00 | 0 | 20GB | 0.5GB | 1コア | 未対応 |
GMO ConoHa | ¥630 | 0 | 20GB | 0.5GB | 1コア | ¥350 |
さくらのVPS | ¥685 | ¥1,080 | 20GB | 0.5GB | 1コア | 未対応 |
※ 上表の「追加IP」は、1サーバに複数IPを設定したい場合のことなので、通常の1サーバ1IPでの運用時には追加不要です。
Vultr は、上記リスト中では一番新しいサービスです。
サーバリージョンは、日本(東京)、シンガポール、ロンドン、フランクフルト、パリ、アムステルダム、シドニー、アメリカ合衆国は西海岸から東海岸まで8都市という充実のリージョンを配置しています。
支払い方法は、クレジットカードの他にペイパル、ビットコインまで可能とのこと。
最近は、AWS や GCP、Azure などクラウドプラットフォームが主流となっていますが、選択肢は多いに越したことがありません。用途によっては VPS を利用するケースもあるでしょう。
以下、それぞれのサービスの料金表を示します。サーバを立てる際の参考にどうぞ!
※ Vultr は日本国内のユーザの場合、消費税8%が掛かります。
最新の Windows Server 2016 も使えます。月16ドル。
その他、豊富な ISO ライブラリも用意されています。
それだけではなく、もし手持ちの Windows ライセンスがあるなら、「Upload ISO」から自分でISOをアップロードしてインストールする事も可能です。Windows 10 でも可能だと思いますが、ネットで事前にリサーチしてくださいね。Vultaで用意されているWindows Server インスタンスを使うと、毎月16ドルの追加料金が課金されますが、手持ちのライセンスで使うなら、ディスクスペースだけ借りて ISO アップロードしてインストールすれば、この16ドルを節約する事が可能です。これは Vulta だけでなく、どの VPS プロバイダでも同様です。
ブロックポートは下記の通りです。
・サポートに依頼すれば解放されるポート
TCP/25
・サポートに依頼しても解放不可なポート
TCP & UDP/17
TCP & UDP/19
TCP & UDP/1900
UDP/53413
そもそも VPS とは?
既にこのページへ飛んで来ている読者諸兄の皆さんには、今更VPSの解説は不要と思いますが、一応、説明すると、VPS とは Virtual Private Server の略称で、日本語では「仮想専用サーバ」といいます。
仮想専用サーバとは、文字の通り、仮想的(論理的)に独立した専用サーバっぽく使えますよというもので、VPSをレンタルしている管理者から見て、物理的に独立して立てたサーバと同じ気分で使えます。OSも何でもインストールできるケースもありますが、どのプロバイダも数クリックで簡単にOSインストールできる機能を提供しているので、それほど専門知識は要りません。Linux であれば、当然、root 権限が使え、自由に MySql や WordPress から、メールサーバなどもインストールできます。
では、ロリポップなどの共用レンタルサーバと、何が違うのか?
先ず、root 権限がレンサバでは持てません。という事は、勿論、OSインストールもできないし、プロバイダが用意しているアプリケーションしかインストールできません。例えばロリポップの一番安い料金プランだと WordPress が使えませんね、VPS であれば、管理者権限が付与されているので、そういう制約が一切ありません。独自ドメイン数も共用レンタルサーバでは上限が決められていますが、VPS であれば無限(ハードウェアが耐えられるまで)です。管理者権限が無いパワーユーザーレベルの権限で使うのが共用レンタルサーバです。
共用レンタルサーバのメリットは、VPS よりもさらにサーバ知識が無くても使える事と、サーバメンテナンスをプロバイダに任せる事ができる事です。VPS の場合、OSのバージョンアップなどのメンテナンスは自分でやる必要があります。ただ、自分でバージョンアップできるという事は、最新のOSやアプリケーションを使えるというメリットがあります。共用レンタルサーバの場合は、プロバイダが提供してくれるまで最新バージョンはお預けになります。
しかし VPS の場合は、Linux をコマンドラインで操作できないと、使うことは困難です。逆に言えば勉強になるという事です。Linux はディストリビューションによって多少の方言はありますが、基本的には応用が利きます。月250円程度でサーバが使える時代になって有り難いことですね。
AWSの料金は?
AWSの場合、1時間単価で複雑な料金体系なので、VPSや共用レンタルサーバのように毎月◯◯円ポッキリ!とはならないのですが、一例として考えてみます。
ECC (インスタンス) | Linux t2.micro ($0.012 x 744時間) | $8.93 |
EBS (ストレージ) | SSD (gp2) 20GB | $2.00 |
合計 | $10.93 |
最低金額が上記の金額なので、VPS よりも若干高めですね。AWSのメリットはスケールのしやすさにあるので、用途によって使い分けですね。