Macで最強のテキストエディタ

日本語に最適化されているテキストエディタ。Windowsならば秀丸エディタの一択でしょう。秀丸エディタは最高の作品です。

ところが macOS で使えるテキストエディタは?となると、テキストエディタは数あれど、どれも帯に短し襷に長し、しっくり来るものが今ひとつありません。

テキストエディタ流民となっている人々(もちろん自分を含め)へテキストエディタ比較をまとめてみます。

ちなみに私が最強とするテキストエディタの条件ですが

  • 起動が早い
  • 検索が日本語に最適化されている
  • 上下カーソル移動が1行ずつ

という感じです。

mi テキストエディタ

まずは mi テキストエディタ。
総じて満足度は高かったのですが、不満点は以下の通りです。

1.起動がもっさりしている。Mac Pro (Late 2013) 3.7 GHz Quad-Core Intel Xeon E5、メモリ32GB という悪くはないハードウェア環境で、2回目起動が 約2.8秒。クリックして一息ついてようやく起動という感覚。ちょっとイラっとする時間です。Sublime Text と比較してみてください。Sublime Text の高速起動には感心させられます。恐らく Sublime Text はネイティブコードで書かれているのだと思います。

2.次に上下カーソル移動が5行単位に画面がジャンプして視点のフォーカスが一瞬迷子になります。1行移動したら1行遷移する方が視点が迷子にならず快適になるのに残念です。

3.これもカーソルがらみですが、ページアップ・ダウンで画面遷移したのに、カーソル行がついてこないので、上下左右キーを押すと元の行にまた戻ってしまいます。UIとしてそれを望んでいるユーザは居ない気がします。

4.検索ボックスでhome/endキーが文字化けします。homeキーで行頭・endキーで行末に慣れているエンジニアにはちょっとしたストレスです。これは仕様ではなくバグのはずなので、早期の修正が望まれるところです。

5.また検索ウィンドウ関連ですが、1回目の検索で空振り(一致キーワードが無かった)の時、ウィンドウが勝手に閉じられてしまって、わざわざ開き直さなければなりません。バグなのか仕様なのか分かりませんが。。。

エンジニアにとってテキストエディタは極力ストレスフリーで、コードを書く以外に無駄なキー操作は極力避けたいものです。それが達成されているなら機能なんて最小限でも構わないくらいです。

近年、テキストエディタが統合開発環境(IDE)化している傾向にありますが、IDEはIDE、テキストエディタはテキストエディタのメリットがあるのですから、それぞれ棲み分けしているのが最善だと思います。

IDEは多機能高機能なので、多少のもっさりは許容できますが、テキストエディタは軽量快速が最上ではないでしょうか?

以上、不満点を挙げましたが、無料でテキストエディタを配布していただいていることへの敬意を忘れてはいけません。作者さんには感謝しています。

そもそも私の Macテキストエディタ探しの旅は Sublime Text, Atom, Cot Editor, Brackets, BBEdit, TextWrangler などを試した後に mi テキストエディタへ辿り着いたのですが、やはり上記不満点で離脱しようと思います。

離脱先は、Visual Studio Code にしました。マイクロソフト謹製でまたもやIDE系なので、もっさりしていそうだという先入観で今まで避けていたのですが、試しに使ってみて意外と軽快さにビックリ‼️
以下、テキストエディタに Visual Studio Code を採用した理由を列挙します。

1.起動が比較的軽快、前述したマシン環境と同じ条件で計測したところ 2.1秒でした。mi テキストエディタより 0.7秒速いだけなのですが、率で表現すれば0.75倍=25%速度向上です。

2.上下カーソルはちゃんと1行ずつスクロールして視点が迷子になりません。

3.ページアップ・ダウンで移動してもカーソル行が付いて来ます。ページダウンで100行まで移動し、そこから下カーソルを押しても101行を指します。

4.検索窓でキーワードを入力すると、リアルタイムでジャンプしてくれるので、エンターキーを押す必要がありません。無駄なキーストローク1回分を省略できるのは助かります。

など、mi テキストエディタの不満部分がとりあえず、すべて解消されているので、暫くは Visual Studio Code を使ってみます。また不満点などあれば記事にします。

あとは Sublime Text くらいの高速起動ができれば百点満点なのですが、総合点では今の所、最善な選択かと思います。


銀行キャッシュカード一体型PASMOの落とし穴と解決策を情報工学的に考えてみた

三菱UFJ銀行が発行している、キャッシュカード一体型PASMO。
カード一枚にキャッシュカード機能だけでなく、交通系ICカードのPASMO(パスモ)も付いて便利!というシロモノです。

がしかし!とんだ落とし穴が潜んでいました。

最初に使っていたまでは良かったのですが、5年の有効期限が迫り、新しい更新カードが届いたところ、思いもよらぬ面倒な手続きが待ち構えていたのです。

駅での手続きが必要です
複雑な手続きフロー

この説明書の通り、駅での手続きが必要。
これ、ITに詳しくない人なら「そんなの当たり前じゃん」って思うかも知れません。

いやいや、本来、こんなの自動で出来る範囲なのです。

情報工学的に、なぜわざわざ窓口へ行かされるのか疑問を抱いたのかを説明します。

裏面にはPASMO IDが表示されています。

つまり、発行事業者は、旧PASMO IDと新PASMO ID の紐付けが出来ているわけです。

有効期限がこの例では2018年12月までとなっているので、2019年1月1日の午前0時にサーバ側で自動的に移行すれば良いだけ。わざわざ顧客を窓口まで来させる意味なんかゼロなのです。

ちなみにPASMO残高はカード内に保管されておらず、サーバ側で管理されています。なのでICカードライターで勝手に残高を増やすなんて事は不可能なわけです。

サーバ側で残高を管理していて、カードのICチップには単にPASMO IDの番号のみしかなのだから、本来、勝手にサーバで移行すれば顧客は期限後に旧カードを破棄するだけで良いのです。

しかも、最近は鉄道会社が人員削減をしているので、定期券窓口はどんどん閉鎖されて都内でもかなり限定されていて、普段使わない駅までわざわざ行かなければなりません。

しかも、PASMOを扱っている鉄道会社なら何処でも良いのかと思ったら、このカード、東急ポイントなんてのが勝手に付いているので、東京メトロの某駅の駅員に尋ねてみたところ、東急ポイントのカードなので東急線でしかできませんとか言う始末(恐らく東京メトロの駅員の知識が無かったと思います)。

そもそも、すべてサーバ側にデータがあるのだから、自動的にシステムで切り替えるべきでしょう。

一体型PASMOカードには要注意という話でした。


メールアドレスの漏洩状態を確認する方法

Adobe や Dropbox をはじめ、過去に幾つもの有名サイトから情報漏えいが繰り返されてきました。

メールアドレスが漏れればスパムメールが送られてきます。スパムメールは、違法ドラッグの販売や詐欺メール、ウイルスを仕込んで来るなど、悪質なメールも少なくありません。

さらにパスワードが漏洩すれば、同じパスワードを使っている他の漏洩していないサイトにまで侵入されることも発生します。これがネットバンクだったり、ショッピングサイトだったら、実際に資産の危険にまでなるのです。

パスワード設定の原則は、サイト毎に個別のパスワードで設定することですが、中々そうもいかないと思います。最近は二段階認証を導入するサイトも増えているので、もし利用中のサイトに二段階認証機能があるなら積極的に利用しましょう。

さて、自分のメールアドレスやパスワードが漏洩しているかのチェック方法ですが、下記サイトで確認することができます。

ブラウザを開発している Firefox が提供しているものなので、安心して使えます。調査したいメールアドレスを入力するだけでOK。そうすると、もし漏洩に該当していれば、下記のように表示されます。

Adobe からの情報漏洩

これは Adobe 社に登録した情報が漏洩しているということです。Adobe は 2013年10月に1億5244万もの大規模漏洩していますが、残念ながら私のメールアドレスは、この事件の被害者になっていました。

そして、漏洩した情報は、

・メールアドレス
・パスワードヒント(親の名前は?など)
・パスワード
・ユーザ名

ということです。もう一切合切ですね。これを使えば、他のどのサイトでもログインできてしまいます。大変危険な状況です。

もし、残念ながら漏洩している結果となった場合は、あなたが登録した他サイトのパスワードをすべて変更すべきです。

どれだけ複雑なパスワード、例えば「ji7Th_4a90sKl*67%」など設定していようが、漏洩したら何の防御力もありません。そして、どんなサイトでも漏洩するだろうというつもりで登録するしかありませんが、自己防御として、

・登録サイト別にパスワードを決め、同じパスワードを使いまわししない
・二段階認証が備わっているサイトなら必ず二段階認証を使う

これが大事です。


【2017年度】東証1部の時価総額647兆円

2017年度末(2018年3月30日)の東京証券取引所第1部の時価総額が647兆円となった。
2016年度より79兆円(13.9%)増で年度末として最高を更新。

日本の株式市場の時価総額は、バブル期を超え過去最高だったようですが、一方、米国の株式市場では、

米アップル社は、8月2日に時価総額が1兆ドル(約112兆円)を超えた世界初の上場企業となった。

つまり、日本の東証一部の時価総額は、アップル社6個分の規模でしかないということになります。

日本は世界第三位の経済大国とされていますが、日米比較すると大人と子供の差がありますね。

さらに、

東証一部への公的資金投入が 66兆5000億円(2018年6月末)となり、筆頭株主が公的資金(GPIF・日銀)となっている東証一部企業数は722社にのぼる。

東証一部の時価総額の10%超が公的資金。まるで社会主義国家のような勢いですね。
なお公的資金の内訳は、GPIF40.4兆円、日銀26.1兆円とのこと。

そして東証一部の上場企業数は2106社、うち日銀か年金機構(GPIF)が筆頭株主の会社は722社。上場企業の34%が国が筆頭株主ということです。


LG 27UK850 と Dell U2718Q の比較

27インチ 4Kディスプレイモニタ。LG 27UK850 と Dell U2718Q の比較です。

LG 27UK850-W Dell U2718Q
国内発売日 2018.2.14 2017.7.14
実売価格(2018.06.21現在/Amazon/税込み) 74,331円 62,982円 (-11,349)
解像度 3,840 x 2,160 (4K) 3,840 x 2,160 (4K)
筐体寸法(スタンド除く) 612 x 375 x 45 mm 611 x 356 x 49 mm
重量(スタンド除く) 4.8 kg 3.7kg
パネル製造元 LG Display 社 LG Display 社
パネル方式 AH-IPS IPS
パネル表面加工 ノングレア(反射防止) ノングレア(反射防止)
コネクタ USB Type-C x1
DisplayPort x1
HDMI x2
USB 3.0 x2
3.5mmステレオ出力 x1
MiniDisplayPort x1
DisplayPort x1
HDMI x1
USB 3.0 x 2
USB 3.0 (2.0A) x 2
USB (UP) x1
3.5mmステレオ出力 x1
コネクタ位置 背面 下面、側面にUSBx2
内蔵スピーカ 5w x 2 N/A
消費電力 32W (最大 50W) 30W (最大 99W)
メーカ保証期間 3年間 3年間
HDR HDR10 HDR10
バックライト WLED WLED

まだ LINE を使っているの?これからは Signal でしょ?

いまだに日本で多くの人々が使っているチャットアプリ「LINE」。
実はこれ、ネットセキュリティ専門家からすれば、まったく推奨できません。理由はこうです。

LINEがセキュリティ面で非推奨の理由

  1. ネットワークの秘匿性、漏洩防止にはエンドツーエンドで暗号化すべきですが、LINEはそれがされていません(2018.5 現在)
  2. LINE のサーバは韓国のソウル市などにあり、メッセージデータは最終的にすべて韓国内のサーバに保管されています。日本国内にあれば安心で韓国内なら心配というわけではありませんが、定義上、戦時中(休戦中)の国にデータを置くのはカントリーリスクとなります。特に公務員(特別職を含む)は使うべきではないでしょう。
  3. LINE は公的機関へのデータ供与ポリシーが明確ではありません。基本は裁判所命令(令状など)があってはじめて供与すべきですが、あまりにも簡単にユーザの通信内容を公的機関としても渡すべきではないのは、通信の秘密の権利が明治憲法(大日本帝国憲法)時代から存在していた事を考えれば当然のことです。韓国警察、韓国政府にも簡単に渡して欲しくないというのが、ユーザの本音でしょう。

ならばどのアプリでチャット&無料通話すれば良いか?

LINE がダメなら、何を使えば良いというのか?
セキュリティ面で推奨できるチャットツールは、下記3つが挙げられます。

  • WhatsApp (米国)
  • Telegram (ロシア)
  • Signal (米国)

これらはどれも一定の安全性が担保されています。いずれを使っても LINE よりは高セキュリティです。

これら3アプリは、そもそもサーバにメッセージ内容を保管していないので、運営主体から外部へメッセージ内容を提供することができません。

ネットワーク経路上では暗号化して通信しているため、第三者が傍受し、解読・盗聴する事はほぼ不可能です。

ハイセキュリティ・チャット御三家の中で一番良いのはどれか?

結論から述べると一番安全なのは Signal です。

WhatsApp, Telegram より、さらに高いネットワークセキュリティがなされていて、Signal はエンドツーエンドの暗号化が完璧です。最上位のセキュリティです。

Telegram は、ロシア政府より暗号鍵を激しく要求されていて、もし暗号鍵がロシア政府に渡されれば解読可能になります。逆に言えば、今のところロシアの政府・諜報機関でも暗号鍵が無ければ解読不可能ということです。しかし、シークレットチャットを使用していない場合は、セキュリティが低くなるという落とし穴があります。そもそも暗号化に独自方式の MTProto を使っていますが、一部のセキュリティ研究者が MTProto の理論的な弱点を論文発表していて、議論の分かれるところとなっています。

WhatsApp は、Facebook社が所有者です。先日のデータを第三者へ提供していた問題などもあり懸念はゼロではありません。メッセージ内容は暗号化で秘匿されているものの、メタデータを収集していることは明らかにしています。メタデータとは、何時何分に誰と誰が通信していたという使用状況やログ情報(使用OS、ブラウザ、IPアドレスなどを含む)を指します。

Signal は、オープンソース・プロジェクトで開発しており、通信基盤となっている Signal Protocol が信頼性が高いと国際なセキュリティ研究チームから評価されています。(参考記事。英語

英オックスフォード大、豪クイーンズランド工科大など、セキュリティ専門チームは、Signal Protocol を検証した結果、大きな欠陥は見られなかったと表明しました。

Signal は、非営利団体が運営していて、基本的に寄付や助成金で成り立っており、LINE、Facebookメッセンジャー、Google Allo などと違って広告は一切表示されません。

さらに Signal は、ユーザーの交信データをサーバに保存しません。先日、FBIが裁判所からの令状を示し、Signal サーバの情報開示を指示しましたが、FBIが得た情報は、ユーザのアカウント作成日と、最終接続日時だけでした。(参考記事。英語

Signal は、裁判所が発行した令状が無ければ捜査機関への情報開示もしないし、開示したところで、ほぼ何の情報も持っていない事がわかります。

もしあなたが Signal の運営団体に寄付をしたい場合は、下記サイトからできます。

報道の自由財団
https://freedom.press/crowdfunding/

まとめ

中高生や大学生が個人として「今日どこへ遊びに行く?」とか「今、ラーメン食べてる!」など他愛のない会話なら LINE でも問題ないでしょう。仮にデータが漏洩したところで実質的な損害は無い筈です。

しかし、会社やPTAなどの連絡網で LINE を使っているのであれば、あまりにも無防備です。もう少しネットセキュリティを意識しましょう。企業の宣伝広告活動として LINE で発信するのは良いですが、社内の連絡に LINE はセキュリティ的に不適切です。

Signal であれば、業務連絡など大事な情報のやりとりでも安全にメッセージを送受信する事ができます。

もし企業、団体、官公庁で LINE を使っているのであれば、直ぐに Signal へ移行してリスク回避することをお薦めします。

Signal のダウンロード

ダウンロードサイトは下記となっています。iPhone、Android スマホはもちろん、Mac、Windows 用のデスクトップアプリもあります。

Signal は写真や動画の添付、Signal 同士の無料通話も可能です。

Signal Messenger: Speak Freely
Say "hello" to a different messaging experience. An unexpected focus on privacy, combined with all of the features you expect.

App Store Preview
Signal


一見、もっともらしい嘘回答のケース

Googleの日本語検索の精度の低さの話です。

例えば、PHPプログラミングしていて、ページリダイレクトした際、リダイレクト前のページのURLを取得するのって何だっけかな?と確認の為に日本語で検索してみた結果が下画像です。

 

検索結果の最初のリンクを辿ると、ヤフー知恵袋でした。まあこの知恵袋は、ネットの一部でクソ回答の宝庫と揶揄される程、役に立たない回答の温床となっているとかいないとか。

質問としては、調べたかったものと合致しています。回答に期待したいところです。

 

そして、下の画像がベストアンサーとなっています。

回答の書き方からして捻くれたというか、出だしから質問を質問で返すことから始まっているのはまあヤフー知恵袋でありがちなご愛嬌として、結論は

$_SERVER['REQUEST_URI']

を使えば良いとあります。

ですがこれ、全くの嘘回答です。

REQUEST_URI は、リダイレクトした先のURLを取得するもので、正解は、

$_SERVER['HTTP_REFERER']

でないと、リダイレクト元のURLを取得できません。

検証すれば簡単に結果が出るものですが、回答者は無責任に検証せずに回答しているのですね。しかも上から目線でもっともらしい回答で嘘って、なんなのかと。

この事例だけでなくヤフー知恵袋だけでなく、日本語で技術系の疑問を検索すると、こういう検索結果が多いのです。グーグル社の本社に日本人エンジニアが極めて少ないので、英語の検索精度と比べ日本語の検索精度が極めて低いのが現状です。

日本のエンジニアが頑張って、グーグルを超える日本語サーチエンジンを開発して欲しいものですが、残念ながら少なくともここ10年は無理なのでしょうね。


FX投資で気を付けるポイントまとめ

大きく分類して国内FX業者を使うか海外FX業者を使うかの選択肢があります。それぞれのメリット・デメリットは下表のようになります。

🇯🇵国内FX業者 🌊海外FX業者
メリット
  • 業者の評判などの情報量が豊富で信頼度の把握が容易
  • 所得税が分離課税適用(一律20.315%)
  • 税務計算で損失を繰り越せる
  • 最悪でもゼロカットで済むので投入した資金を超えるリスクはない
  • レバレッジが200〜1000倍
デメリット
  • 追証なしゼロカットが無いので暴落したら破産の可能性もある
  • レバレッジ規制で25倍(さらに10倍に規制強化予定)
  • 出金時に拒否されることがある
  • 所得税が総合課税適用で最大50%
  • 税務計算で損失を繰り越せない

メリットの部分は良いとして、ではデメリットのリスクをどうヘッジすれば良いか?

至ってシンプルな解決策ですが、結局、答えは

ひとつのFX業者のみで取り引きせず、投資資金を複数のFX業者に分散する

ことに尽きます。特に海外FX業者の選定は、ブログなどで紹介されていてもアフィリエイトのケースも多々あって鵜呑みにすると痛い目に遭う可能性もあります。情報は複数かつ大量のソースから得て、自分なりに解釈するようにしましょう。
A-book、B-bookのどちらの業者なのか、出金拒否の情報など気にすると良いでしょう。当然、海外の業者情報は日本語よりも英語の方が多く存在します。「A book B book forex brokers」などのキーワードで検索すると良いでしょう。ちなみに B-book 方式はブックメーカー、日本語だと合法ノミ屋と言えば理解しやすいでしょうか。つまり業者は取引所に発注をせず顧客と業者間だけで取り引きをする業態です。

そして、大暴落は一定周期で必ず訪れるものと考えてください。国内FX業者の場合、ゼロカットが無いため、大暴落したらヘタすると破産に追い込まれる事もあります。基本的にはロスカットが作動して投入金額を下回る事は通常時あまりありませんが、急激な大暴落となると業者側でのロスカットが間に合わず、証拠金がマイナスとなります。そのマイナス証拠金はローンと同じ負債=借金となり、業者に一括返済しないといけません。FX証拠金取引は株式の信用取引と同じです。

今年中にもレバレッジは最大10倍に規制される方向ですが、あくまで余裕資金で投資するようにしましょう。

下記サイトで月別ロスカット未収金状況を見ることができます。http://www.ffaj.or.jp/monitoring/account.html

直近では2017年10月にロスカットが多発していますね。これは何らかの大暴落があった事を示します。この時はトルコリラの大暴落です。なぜトルコリラが大暴落したかというと、トランプ大統領がトルコ国民に対し米国ビザの発給を停止したからです。なぜトルコに米国がビザの発給を停止したかというと、在トルコイスタンブール領事館に勤務するトルコ人職員が、2016年7月に軍の一部勢力が蜂起して発生したクーデター未遂事件に関連する容疑で逮捕されたので、その抗議です。

このように、世界の動きに敏感にならなければ、大暴落をまともに食らってしまうのもFXの特徴ですね。ちなみにトルコへのビザ発給停止制裁は 2017年12月28日に解除が表明されました。

ただ、大暴落は悪いことだけではなく、ポジションを取っていない人にとっては、大チャンスとなります。大暴落すれば次は反発して高騰します。底で買って天井で売るのが定石なので、大暴落して底になったと思えるならポジションを取るチャンスです。

トルコリラもこのように底打ちした後は上昇に転じました。

通貨ペア

FX投資では通貨ペアの選択も大事です。その国の政治や情勢が不安定な通貨ほど乱高下の振り幅が大きいので、最初はドル円、ユーロ円、ユーロドルあたりのスタンダードな通貨ペアを選ぶと良いでしょう。それでも有事危機や経済危機など大きなイベントがあると大暴落することもあります。レバレッジを低めにしておけばリスクも下げられます。極端に言えばレバレッジ1倍でやっておけば大損する事はまずなく、ドル円なら円安、円高はいつかは戻るのですから、低レバレッジにしておけばロスカットで資金強制没収される事もありません。

リスクとリターンは表裏一体なので、年利5%目標くらいにしておけば、それほどリスクもなく目標達成しやすいと思います。いきなり資金を2倍にしたいのであれば見込みが失敗して資金ゼロにもなるのです。ハイリターンを望めばハイリスクになり、ローリスクを望めばローリターンにしかならないのは道理です。


ビットコインなど仮想通貨間の交換をした場合の税務申告について

税務申告時のビットコインの利益・損失の捉え方について疑問が多いと思います。日本円でビットコイン(BTC)を購入し、必ず日本円へ一旦戻すという方法であればシンプルなのですが、例えば、日本円でビットコイン(BTC)を購入し、その後イーサリアム(ETH)へ交換したらどうなるのか?

それは、国税庁の外国為替の見解が参考になるでしょう。

国税庁ホームページリニューアルのお知らせ|国税庁

円から米ドルに交換し、これをユーロ等他の外国通貨に交換した場合であっても、その外国通貨への交換時に、当該外国通貨(ユーロ)の額をその交換時の為替レートにより円換算した金額と当初の円から米ドルへの交換時の為替レートにより円換算した金額との差額(為替差損益)が所得税法第36条《収入金額》の収入すべき金額として実現したと考えられますので、これを所得として認識する必要があります。

つまり、

1.100万円を1万米ドルに交換した(交換時レート100円/ドル)
2.その1万米ドルを8千ユーロに交換した(交換時レート150円/ユーロ)

上記取引をした場合、米ドル→ユーロの交換時も、ユーロ円レートに換算する必要があります。

(150円 × 8,000ユーロ)-(100円 × 10,000ドル)= 20万円

になるので、20万円の利益を計上する必要があるのです。
この考え方は仮想通貨の取り引きでも同様に処理する必要があります。

毎回の取り引きで BTC→ETH の交換時でも、その時の ETH の円相場も記録しておかなければならないのは面倒ですが、それはルールなので面倒でも帳簿を作成して記録しておきましょう。

帳簿の記録がどうしても面倒であれば、年末までに全てのポジションを一旦日本円に戻して、年内に投入した金額(&手数料など)を差し引けば簡単に利益額が確定できます。年が明けたらビットコイン投資を再開するようにすると税申告がシンプルになります。

ビットコインリアルタイム相場


暗号通貨のアルトコインで ICO 起業したい人向けのヒント

独自の暗号通貨(アルトコイン)を発行したい?

ICO (Initial Coin Offering) とは、株式上場のように独自の暗号通貨を取引所に上場することです。取引所と言っても、誰でも独自取引所を開設する事ができます。ただし日本国内では資金決済法の改定により2017年から金融庁の仮想通貨交換事業者の認可が必要となりました。海外の場合は、まだ自由に取引所を開設できる国も多いです。

ちなみに日本語で”仮想通貨”などと称していますが、正式には「Cryptocurrency」なので日本語なら「暗号通貨」と称する方が正しいです。日本の行政のITリテラシーの低さが、デジタル=仮想という安直な訳にしたわけです。日本の中央省庁の技官も暗号通貨の技術的仕組み(ブロックチェーン技術)をよく分かっていないのでしょう。とにかく「仮想通貨」を英文にする際に Virtual currency と訳さないよう注意してください。英語ネイティブには意味不明なので。

ICO するなら自前取引所も開設すべし

結論から書くと ICO を成功させるには、自前で暗号通貨取引所を開設すべきということです。
自前暗号通貨を発行したところで、ドルや円など現行通貨にできなければ意味が無い。自前で取引所を用意しないなら、どこかの取引所で取り扱って貰わなければなりませんが、幾らホワイトページで説明したとしても、ホワイトページなんかは、どうにでもそれっぽく書ける。まさに絵に描いた餅です。そう簡単に取り扱ってくれません。株式上場の方のようにきちんと上場要件などルール化されていませんしね。そこで、上場(ICO)前に投資家を募って資金量をアピールすることになります。ところがいい加減なICOもあるので、途中でポシャってしまい、投資家は大損してしまうケースも存在します。

ならば、折角のデジタル空間での通貨なのだから、取引所も自前で用意して、自前でICOしてしまえばいいんです。そうすれば投資家にしても、投資してから回収可能になるまでの時間も短縮でき、投資が紙屑になる事もありません。

自前取引所で取り扱い総額を増やして行き、その実績で他の取引所に自前通貨の取り扱いを持ち掛けるほうが話が早いでしょう。

ブロックチェーンプログラムはどうする?

安心してください。ゼロからコード(プログラム)を書く必要はありません。自前コインのコードは、既存の暗号通貨のソースコードがオープンソースとなっているので、それをカスタマイズする事でブロックチェーン技術をそれほど理解していないエンジニアでもローンチすることが可能です。

お手軽に ICO できるサービスはあるの?


CoinLaunch を利用すると、自前サーバを用意する必要も無く、手っ取り早く ICO できます。
https://coinlaunch.co/

投資家集めには自信があるけど技術はさっぱりの人向けサービスですね。ただし、調達した資金の4〜10%をこのサイトへ上納しないといけませんし、ここで巨額資金を確保したからと独立する事もできません。スケールする気があるなら最初からエンジニアを雇って、こういうサービスに頼らず、ビットコインのような独立型 ICO をすべきでしょう。まあ ICO の着地をどの辺にするかですね。手っ取り早く数億円を集めればいいやくらいならば、CoinLaunch を利用するのも悪くはありません。

逆にあなたが出資者ならば、上記の事情を踏まえ CoinLaunch をプラットフォームとしている ICO に出資するのは本当に大丈夫なのかを考慮する必要があるでしょう。

The Dao のハッキング盗難事件

2017年6月17日、The Dao という約160億円(当時レート)もの巨額資金を集めた大型 ICO プロジェクトが何者かにハッキングされ、360万イーサ(当時レートで約50億円)が盗難される事件が発生しました。

原因はブロックチェーン技術やイーサリアムネットワークの欠陥ではなく、The Dao の技術的欠陥でした。

ICOで注意すべきなのは、常に世界のハッカーに狙われているということです。そこに巨額マネーが保管されている大金庫があるようなものなので、サーバは毎秒アタックにさらされます。ICOチームのメンバに(有能な)エンジニアが居なければ、このケースのように集めた資金が一瞬にして消失してしまうのです。

ICOの信頼性は巨額資金を保持しているかや社会的な信頼だけでなく、起ち上げメンバーに優秀なエンジニアが含まれていそうか、ICO全体としてITリテラシは高そうかも考慮しなければなりません。ハッカーにやられてプロジェクトが失敗すれば、投資金はゼロになりますし、投資家へ返金もありません。

あくまでも暗号通貨はコンピュータ・ソフトウェア技術の上に成立しているのですから、IT知識が低いプロジェクトはリスクが高いのです。

技術情報

昨今の ICO では、ビットコインではなく Ethereum のトークンの使用が主流で、その多くが「ERC20 (Ethereum Request for Comments #20)」トークン規格を採用しています。

ERC20 とは、Ethereum ブロックチェーン上でのトークン発行の標準規格です。ERC20 準拠のトークン同士は相互移転が可能です。

ERC20
https://github.com/ethereum/eips/issues/20

Go Ethereum (Geth) – Ethereumクライアント

Ethereum (P2P) ネットワークにフルノードとして参加するクライアントツール
https://geth.ethereum.org/downloads/

Ethereum Wallet

https://github.com/ethereum/mist/releases

テスト時はテスト用ネットワークを選択します。

トークンの作成

Ethereum Developer Resources | ethereum.org
Documentation, tutorials, and tools for developers building on Ethereum.

スマートコントラクトフレームワーク

OpenZeppelin | Contracts
OpenZeppelin Contracts helps you minimize risk by using battle-tested libraries of smart contracts for Ethereum and other blockchains. It includes the most used...

ICO一覧

トークン価格や資本総額など

ランクつきリスト
https://icobazaar.com/v2/list/featured
https://icobench.com/

世界の ICO スケジュール

上場予定しているトークンの日程表

https://tokenmarket.net/ico-calendar
https://jp.cointelegraph.com/ico-calendar

上場後の上昇率リスト

ICO Stats | Track ICO Performance
Track & compare performance of ICOs. Displays detailed stats like ROI since ICO, ROI vs ETH since ICO, and charts for comparing the historical performance of IC...

暗号通貨ニュースサイト

Cointelegraph Bitcoin & Ethereum Blockchain News
The most recent news about crypto industry at Cointelegraph. Latest news about bitcoin, ethereum, blockchain, mining, cryptocurrency prices and more

世界の取引所規模ランキング

All Digital Currency Exchanges Volume Ranking - Coinhills
Check out the statistics of global digital currency exchanges by volume ranking. - All Digital Currency Exchanges Volume Ranking

Binance(バイナンス)社(CEO Changpeng Zhao 氏)の流通量が圧倒的。Binance社のオフィスは上海、香港とされていますが、ホームページなどに法人所在地の表記は見当たりません(2018年1月時点)
ちなみに日本の渋谷区に拠点があるか、もしくは拠点開設の可能性も。国内で求人しています。
https://binance.breezy.hr/

日本でICOをしているアリス

ALIS
ALIS(アリス)は「より良い顧客体験にコミットできる組織変革を全方位でサポート」することを掲げ、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)促進やブロックチェーン関連事業などを幅広く手がけています。

ICOが終了した後、アリスのトークンはCoinExchangeとCryptopiaという2つの海外取引所に上場し、流動性を得る形になった。「15の取引所にアプローチしたが、返信がないところもあった。…

上場にあたり取引所から求められる情報は、経営者のプロフィールやソーシャルアカウントの状況、ソフト開発に使う「GitHub(ギットハブ)」のURLなど、ごく基本的なものが中心。大手の取引所でなければ、プロダクトの中身やビジネスモデル、将来の見通しについては問われない傾向にある。取引所に支払う費用として、CoinExchangeは日本円で約50万円、Cryptopiaは約250万円が必要になったという。

4億円を仮想通貨で集めたベンチャーの正体 | 最新の週刊東洋経済
国や中央銀行の管理下にない仮想通貨「ビットコイン」。2017年に入り、その価格が急上昇したことで、注目を集めている。仮想通貨とはインターネット上でやり取りできる、通貨の機能を持った電子データだ。代表格で…

CoinExchange

https://www.coinexchange.io/

rinkeby

https://www.rinkeby.io/#stats
https://faucet.rinkeby.io/

お手軽にオレオレコインを作る(ほぼお遊び)

IndieSquare アプリを使えば、IT知識ゼロで小学生でも自前コインを作れます
https://wallet.indiesquare.me/

カウンターパーティー(Counterparty)= XCP ベースの暗号通貨(独自トークン)となります。

この IndieSquare のケースのように、自前暗号通貨をICOしたら、一般人向けにオレオレコインを発行できるツールを解放すれば、自前通貨の流通量の増加になります。

法的見解

仮想通貨をトークンと交換するだけでは資金決済法に抵触しない判断(ALISトークンのケース)

仮想通貨交換業の法規制

弁護士ドットコム
https://business.bengo4.com/category3/article162

参考サイト

TechCrunch

Build your own token sale with CoinLaunch’s CoinCreator – TechCrunch
Building a token sale is at once quite simple and quite complex. A number of issues crop up immediately, including, but not limited to, the need for an expensiv...
Bitcoin Forum
https://bitcointalk.org/index.php?topic=225690.0
起業工学
http://ryotaichioka.hatenadiary.jp/entry/2017/11/25/162431
マナティ
https://book.mynavi.jp/manatee/detail/id=72234